最初はとりっくまさんが持ち込んだ【ウィッチズ(witches)】を。ウィッチズは当トランプ会でもお馴染みのハーツのリメイク版。52枚のトランプに8枚の特殊カードを加え、絵柄をファンタジー風にしたもの。Amigoのウィザードの姉妹品で、雰囲気も良く似ている。
ルールはオリジナルのハーツに、「失点が倍になる」「失点を軽減する」「スペードの失点を無効にする」「いつでも出せて最も弱い」等の効果を持つカードが8枚が加わっている。特殊カードが増えた分、広く気配りをしなければならない。例えば「失点を軽減する」等の「得になるカード」は取っておくべきなのだが、最初はそこまで気が回らない。しかしンヌjr君は最初から、そのようなカードをしっかり取っていく。ルールの呑み込みが早い。
それに引き替え、大人3人はうっかりと普通のハーツのようにプレイしていたので、「大人やねんから、もっと慎重に」とンヌjr君から突っ込まれることも。練習を2ディール、その後本番で4ディールをプレイ。3ディール目にとりっくまさんが全ての失点カードを取り、それによって他全員にマイナス点を押しつける「シュート・ザ・ムーン」を達成し、一気に勝利した。
(結果/とりっくま:-10 ンヌ:-33 自転車人:ー41 ンヌjr:ー58)
賽翁会では、ゲームの合間のスイーツタイムも楽しみの1つ。今回はアンパン、シュークリーム、ドーナッツとなかなか贅沢なラインアップ。またそれらを食べる前には必ず、写真に撮り、「きゃー、おしゃれー」とかまるで「女子会」のような盛り上がり。エエおっさんが集まって、何してんねん? まあ、ほんまの「女子会」がどんなんかは知らんけどね。
スイーツの後は【Sneak(スニーク)】を。スニークはパーレット作のブラフゲーム。ポーカーのように手役を比べるゲームだが、枚数を自由に決められたり、裏向きか表向きによって勝負方法が変わったり、とバラエティに富んだゲーム。実は、前日にパーレットのサイトを見て、「これは面白そう」と急遽、和訳を手書きして持ち込んだもので、もちろん全員初プレイ。
しかし実際にプレイしてみると、ルールに明記されていない部分で疑問点が出てきたり、ゲームバランスが良くないと思われる点があって、その度に「ここはパスできない方が良い」とか「手札の枚数制限をした方が良い」等の意見が出てきて、さながら創作ゲームのテストプレイのようになってきた。
結局3ゲームのテストプレイをやり、続いて本番で3ゲームをプレイ。前半にやったバランス調整もあり、ゲームはとても面白く、盛り上がる。どちらかと言えば、私とンヌさんがこういうゲームでは熱くなり、どんどん勝負をする。ンヌjr君ととりっくまさんは慎重プレイだ。
それでも、全員参加しての勝負もあり、白熱したゲームになった。例えば下写真だと、フラッシュよりペアの方が強く、ペアの中ではAAが最強なので、AAが勝っている。勝者はンヌjr君だ。
テストプレイ時には、圧倒的に強かったンヌjr君をおさえて、とりっくまさんが粘り勝ち。私はちょこちょこと勝負をしすぎて最下位に。ここでも「慎重」がカギだったのかも。
ゲームも面白かったが、「試行錯誤」しながらプレイするのも楽しかった。こういう時間が作れるのも、気心が知れたこのメンバーならではだと思った。
(結果/とりっくま:20 ンヌjr:16 ンヌ:14 自転車人:11)
最後は【ミニミゼール】を。リンク先に詳しく書いたが、このゲームは何度かルールが変更されていて、今回は新・旧両方のルールでプレイすることに。そしてロット宣言のタイミングを新ルールで行うのも初めてだ。とはいえ、もう何度かプレイしてきたので、少しのルール変更による戸惑いはなく、すんなり遊ぶことができたように思う。
それから、24枚と28枚の違いはそんなに大きく感じなかったが、28枚の方がトリック数が1つ多いために得点バリエーションが増える。そして、それによって取れる戦略が増えるので、28枚の方が良いのではないかという声が上がっていた。
(結果・24枚ルール/ンヌ:30 自転車人:25 とりっくま:24 ンヌjr:16)
(結果・28枚ルール/とりっくま:36 自転車人:31 ンヌjr:30 ンヌ:21)
また、「いつも同じトランプじゃインスタ映えしない」ということで、今日は多くの種類のトランプで遊んだ。マクドナルドの景品トランプやA5サイズの巨大トランプ、バイスクルのマルチカラー等、そして今回遊んだ全てのトランプがンヌさんの所有物だった。ついでにカードスタンドもンヌさんの手作り。ンヌさんに感謝!
こんな感じで、第5回賽翁会も無事終了。12月後半はみんな忙しいということで、ちょっと早いが「みなさん良いお年を!」で別れた。来年もトランプを楽しみましょう!
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