●京のボードゲーム会 第25回
前日に、さいさんの杜の家で開かれた「トリックテイキング・ゲームの会 vol.2」に参加していたやういちさんに「せっかく九州から京都に来てるんやったら、一泊して次の日に京のボードゲーム会に来てくださいよ」とお願いして来てもらう。約半年ぶりの再会。こんなに早く再会できると思っていなかった。
前夜に「【ポートランド】をやりましょう」と相談していたので、家にあるトランプをかき集めて持ってくる。ポートランドはクニツィア作のトランプゲーム。各自1デッキ(52枚)を持ち、それぞれに5枚のポーカー役を作って比較する。6ラウンド制で、ラウンド終了毎に使った手札を捨て札にする。1ラウンドに使えるカード枚数に制限はないが、補充がないので、強い役を作ろうとカードを使いすぎると、最後にはカードが足りなくなるので引き際が大切。
9人でプレイ。やういちさんのインストでスムーズに進む。全員、割と冷静で、最終ラウンドにカードが無いという人はいなかった。ただ、私を含め何人かは途中で役にこだわり、最終ラウンドに手札が少なくなる人も。
特にフラッシュやストレートは、崩れると何の役もないので、ついつい、あと1枚、あと1枚とひいてしまう。中々あきらめがつかないのだ。しかし、計画的で引き際の良かった人は、点数が高くなる最後の方のラウンドでフルハウス等の強い役を作り、高得点を稼いでいた。
トップになったのは他のゲーム会の主宰をしているMさんで116点。2位が110点、3位が103点と好勝負だった。ポートランドは盛り上がるね!
昼食はさながら「やういちさんを囲む会」の様相。私が「九州からゲームをするために京都までよく来ましたね」とつっこむと「交通費を考えていたら、行きたいところに行けない」という答え。確かにそうだ。
また、先月末に草場純さんと行った多良木町の球磨拳(くまけん)大会の話を聞かせてくれたり、具体的な球磨拳(じゃんけんの変形のようなもの)のやり方を実演してくれた。皆、興味深そうだった。
次に、Trick Taking Partyゲーム賞を取ったアノウというゲームを教えてもらう。この頃になると、やういちさんの人柄も伝わり、インストの時にやういちさんが「あのう」という度に笑いが起きる。特に1人の女性のツボにはいってしまい「あのう」という度にゲラゲラ笑うので、インストが頭に入らない(^_^;)。
素直なトリックテイキングゲームだが、2位を取ると2枚取らされるのがキツイ。マイナスペナルティーも厳しく、なかなか点数が伸びない。3ディールやって、常連のTさんが20点でトップだった。ルールはシンプルだし、主催会でもやってみようと思う。
夕方になり、福岡に帰ろうとしていたやういちさんを引き留め、【ムス】に付き合ってもらった。ムス(Mus)はスペインの国民的人気ゲーム。apricatさんにすすめられ、スマホのアプリでやり始めた。面白いので対人でやってみたかった。
たった4枚の手札の「大きさ」、「小ささ」、「ペア」、「ポイント」の4つをポーカーのようにビッドで競うゲーム。2対2のペア戦で、最後まで手札を公開せずにビッドを行うので、ブラフ、ギャンブル要素もある駆け引きの重要なゲームだ。
最初に配られた4枚の手札は全員が同意する限り、枚数・回数の制限なく交換することができる。交換するときに「ムス」と言うのでこのゲーム名がついている。
交換が終わると、先に挙げた4つの項目でそれぞれビッドを行う。手札を見せずにやるので、実際に負けていてもビッドで勝つこともできるし、その逆もある。手札公開時に「わぁ、大きさはこっちが勝ってたんか。もっと強気でいってたら良かった」等の声があがる。
30点を1ゲームとして数ゲーム行う。最初のゲームでは30対21で私のチームがすんなり勝つ。そのまま行けるかと思っていたが、2ゲーム目ではやういちさんのチームが31対9で大勝。次が決着戦だったが、ここで時間切れ。次に会うときに決着戦をやろうと誓う。
やういちさんのおかげで、いつもの会とは少し違った感じで楽しめた。また来てちょうだい!
ボードゲームでは、EXIT、人喰い屋敷、リカ―――リング、ティチュー、ケララを遊んだ。
楽しい一日だったゾウ!
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